湾岸戦争への介入に見る国際情勢

サダムフセイン
画像引用元 : サッダーム・フセイン-Wikipedia

  • イランのクウェート侵攻に対して国連の多国籍軍が介入し、湾岸戦争となった。
  • 多国籍軍の介入は主にアメリカの指導の下で行われた。
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年号

1990~1991年

湾岸戦争への介入に見る世界情勢の解説

湾岸戦争の勃発

 1990年、かねてより緊張状態にあった中東でイラクによるクウェート侵攻が始まりました。この戦争を平定するために国連安全保障理事会の決議のもとで武力行使が容認され、アメリカをはじめとする多国籍軍による軍事介入が行われました。戦争は多国籍軍の圧勝に終わり、クウェートは解放されました。

多国籍軍の介入

第二次世界大戦以降の国連体制下で多国籍軍が結成されることはこの戦争がはじめてでした。この軍事介入はアメリカによって提案されたもので、実際の作戦においても終始アメリカが中心となって行動しています。戦後の世界におけるアメリカが「世界の警察」としての立ち位置を獲得したことが顕著に表れている一件であり、このことから現代の世界はパクス・アメリカーナの体制にあると言われます。しかしアメリカがここまで積極性を見せたのには理由があり、中東における石油の利権を求めていたという非難の声もあります。

一問一答

Q.クウェートへの侵攻を実行したイラクの大統領は誰か。
A.サダム・フセイン

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