イスラム教の起源と教え

イスラム教 画像引用元 : ムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ

  • 預言者ムハンマドによってイスラム教が始まった。
  • イスラム教には六信五行という戒律のほか、様々な決まりがある。
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年号

610年~

イスラム教の起源とその教えの解説

イスラム教の起源

イスラム教のはじまりは7世紀にまでさかのぼります。アラビア半島の商業都市であったメッカという町に、ムハンマドという人がいました。クライシュ族のハーシム家に生まれた彼は裕福な商人として一生を終えるはずでしたが、あるとき天啓を受けて預言者となります。ムハンマドは神の教えを説くうちにメッカ土着の宗教と対立し、622年に故郷であるこの町を追われてメディナへと向かいます。これを聖遷と呼びます。彼はその先で信者を集め、イスラム共同体を作り上げました。

イスラム教の教え

イスラム教の教えは聖書コーランにまとめられており、戒律が厳しいことで有名です。戒律の中でも主要なものは六信五行と呼ばれ、六信は神、天使、啓典、使徒、来世、定命への信仰を、五行は信仰告白(自分がイスラム教徒であることを宣言する)、礼拝(毎日定刻にメッカへ向けて祈る)、喜捨(貧しいものや修行者に恵みを与える)、断食(ラマダン(9月)は日中の食事を絶つ)、巡礼(一生に一度はメッカに行く)を指します。

一問一答

Q.イスラム教の聖地はどこか。
A.メッカ

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