- 与えられた整数を並べて、偶数や奇数が何通りできるかを求める問題です。
- 偶数ができる並べ方は一の位に偶数を並べます。
- 奇数ができる並べ方は一の位に奇数を並べます。
- 1番上の位には0を並べられないことに注意します。
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偶数・奇数をつくる問題
3桁の自然数が偶数となる並べ方は何通り存在するか。
整数を並べて偶数・奇数をつくる解法の手順
- 一の位に入る偶数を選びます。
- 一の位に0が入る場合の、残り2つの数の並べ方を求めます。
- 一の位に0が入らない場合の、残り2つの数の並べ方を求めます。
- 2と3で求めた並べ方の合計が、偶数ができる並べ方の総数となります。
偶数・奇数をつくる問題の解説
3桁の自然数が偶数であるためには、一の位が偶数である必要があります。
よって、一の位に入る数は0、2、4の3通りとなります。
一の位に0が入るとき、百の位と十の位に入る数の選び方は
残った5個の数から2個を選んで並べるときの並べ方と等しいので、
となります。
一の位に2が入るとき、百の位に入る数の選び方は、2、0以外の4通りであり、
十の位に入る数の選び方は2と、百の位に入る数を除いた4通りなので
百の位と十の位に入る数の選び方は
となります。
一の位に4が入るときも、一の位に2が入るときと同様に考えられるので
並べ方は16通りとなります。
よって、偶数ができる並べ方は
と求められます。
参考
チャート式 数研出版