組分けの総数(組を区別しない場合)を求める際のポイント:場合の数

  • 1つ1つの組自体は区別せずに組分けをする問題です。
  • 同じ人数(個数)を含む組がn組含まれるとき、組分けの方法はとなります。
  • 複数個ずつ同じ人数になる組がある場合はそれぞれ別に考えます。

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組分けの総数を求める問題

10人の生徒を3人、3人、2人、2人の4組に分ける方法は何通りあるか。

組を区別しない場合の解法の手順

  1. それぞれの組を区別する場合の分け方を求めます。
  2. 3人の組が2つと2人の組が2つあるので、区別する場合の分け方をで割ります。

組分けの総数を求める問題の解説

まずは組を区別する場合の分け方を求めます。
10人を3人ずつの2組と2人ずつの2組に分けるので、その分け方は

となります。
ここで、組を区別しない場合、3人ずつの2組について個の同じ組み合わせができることになり、
同様に2人ずつの2組についても個ずつの同じ組み合わせができることになります。
よって、全体では同じ組み合わせになるものは存在することになるので、
組を区別しない場合の組分けの総数は

存在することになります。

参考

数学A教科書 数研出版

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