指数の計算公式(指数法則):指数関数と対数関数

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指数の計算公式(指数法則)

a>0,b>0 のとき,

\[\begin{eqnarray<em>}&&I~~~a^r a^s=a^{r+s} \end{eqnarray</em>}\]

\[\begin{eqnarray<em>}&&I\hspace{-.1em}I~~~(a^r)^s=a^{rs} \end{eqnarray</em>}\]

\[\begin{eqnarray<em>}&&I\hspace{-.1em}I\hspace{-.1em}I~~~(ab)^r=a^r b^r \end{eqnarray</em>}\]

が成立します。

指数の計算公式(指数法則)の解説/ポイント

I とI\hspace{-.1em}Iを混同して計算間違いをしないように完璧に覚えましょう。   たとえば  

\[2^2 2^3\]

\[=4 \times 8\]

\[=32\]

\[=2^5\]

\[=2^{2+3}\]

となっています。

また, 

\[(2^2)^3\]

\[=4^3\]

\[=64\]

\[=2^6\]

\[=2^{2\times 3}\]

となります。

指数の計算公式(指数法則)の例題

問題1

a>0,b>0とするとき, 次を計算しなさい。

\[2^6 2^4\]

解答1

\[\begin{eqnarray<em>} 2^6 2^4 \end{eqnarray</em>}\]

\[\begin{eqnarray<em>}=2^{4+6}\end{eqnarray</em>}\]

\[\begin{eqnarray<em>}=2^{10}\end{eqnarray</em>}\]

\[\begin{eqnarray<em>}=1024\end{eqnarray</em>}\]

となります。

問題2

a>0,b>0とするとき, 次を計算しなさい。

\[(5^{~\sqrt[]{\mathstrut 2}})^{~\sqrt[]{\mathstrut 2}}\]

解答2

\[\begin{eqnarray<em>}(5^{~\sqrt[]{\mathstrut 2}})^{~\sqrt[]{\mathstrut 2}} \end{eqnarray</em>}\]

\[\begin{eqnarray<em>}=5^{\sqrt[]{\mathstrut 2} \times \sqrt[]{\mathstrut 2}} \end{eqnarray</em>}\]

\[\begin{eqnarray<em>}=5^2\end{eqnarray</em>}\]

\[\begin{eqnarray<em>}=25 \end{eqnarray</em>}\]

となります。

参考

「数学Ⅱ 川中 宣明著 数研出版」

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