- 文字定数を含む二次関数の最大値・最小値について、定数の値が変化するときの最大値・最小値を求める問題です。
- 平方完成で得られる最大値・最小値について、さらに平方完成をすることで求められます。
- 多変数の二次関数でも、同様の手順で最大値・最小値が求められます。
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二次関数の最大値・最小値の問題
を定数とする。の二次関数の最小値の最小値を求めなさい。
文字定数を含む場合の解法の手順
- 平方完成をして最小値を求めます。
- をの二次関数と考え、平方完成をして最小値を求めます。
二次関数の最大値・最小値の問題の解説
最大値・最小値に関する問題なので、まずは平方完成をします。
2種類の文字が含まれていますが、の二次関数なのでについて平方完成をします。
となるので、二次関数は
のとき最小値
をとります。
よって、となります。
はの二次関数になっているので、その最小値も平方完成をすることで求められます。
となるので、の最小値はの時にをとります。
多変数関数の場合も、1つの文字を定数と考え、平方完成を繰り返すことで求められます。
参考
チャート式 数研出版