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常用対数を利用して、桁数を求める問題の解法ポイント
- 常用対数を利用して、自然数の累乗の桁数を求める問題です。
- 桁数を求める数の常用対数をとり、その値を挟む2つの自然数を利用して桁数を求めます。
桁数を求める問題
とする。
は何桁の数になるか求めよ。
常用対数を利用しての解法の手順
- 常用対数
の値を求めます。
桁数を求める数の常用対数
を満たす自然数
を求めます。 - 求められた
が桁数となります。
桁数を求める問題の解説
を直接計算するのは難しいので、常用対数
の値を求めます。
この問題では
の常用対数の値が与えられていないので、
底である
と常用対数の値が与えられている
を使って
と表せることを利用します。
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次に、得られた値を挟む
つの自然数を求めると
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となります。よって、
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となります。
は
桁の数であり、
は
桁で最小の数なので、
その間に存在する
は7桁の数であることになります。