2次関数の決定(頂点の座標から)の解法ポイント:二次関数

  • 与えられた頂点の座標から二次関数を求める問題です。
  • 求める二次関数をy=a(x-p)^2+qと置くことで頂点の座標を利用しやすくなります。

スポンサーリンク

2次関数の決定問題

頂点の座標が(2,4)で、点(4,12)を通る二次関数を求めよ。

頂点の座標から決定する解法の手順

  1. 頂点の座標から、二次関数の式をy=a(x-p)^2+qの形で表します。
  2. もう1つの点の座標を代入します。
  3. aの値を求めます。

2次関数の決定問題の解説

頂点の座標をそのまま代入して関数を求めることができるので、二次関数の式を

\[y=a(x-p)^2+q\]

と置きます。
頂点の座標が(2,4)なので、p=2,q=4を代入して

\[y=a(x-2)^2+4\]

となります。
(4,12)を通るので、x=4,y=12を代入すると

\[12=a(4-2)^2+4\]

\[12=4a+4\]

\[4a=8\]

\[a=2\]

となるので、求める二次関数は

\[y=2(x-2)^2+4\]

となります。

参考

数学Ⅰ教科書 数研出版

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク