三角比の一覧表(サイン、コサイン、タンジェントの値):図形と計量

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三角比の一覧表(サイン、コサイン、タンジェントの値)

sin,cos,tanの主な角度での値はそれぞれ次の値をとります。

三角比の表

三角比表

三角比の値(サイン、コサイン、タンジェントの値)の解説/ポイント

X=π/6, π/4, π/3 の時の三角形の辺の比

三角比の数値一覧表

一つの角度が

\[X=\dfrac{\pi}{6}, \dfrac{\pi}{4}, \dfrac{\pi}{3}\]

となる直角三角形は上の図のような辺の長さの比になります。
たとえば,X=\dfrac{\pi}{6} の時,

\[sin(X)=\dfrac{BC}{AC}=\dfrac{1}{2}\]

\[cos(X)=\dfrac{AB}{AC}=\dfrac{~\sqrt[]{\mathstrut 3}}{2}\]

\[tan(X)=\dfrac{CB}{AB}=\dfrac{1}{~\sqrt[]{\mathstrut 3}}\]

となります。

X \geqq \dfrac{\pi}{2} の時は三角比の拡張で, 座標を用いた定義をします。

三角比の拡張

三角比の数値一覧表2

この図のように, 半径rの円周上に点Tをとり, その座標を(x, y)として, 各々を

\[sin(\theta)=\dfrac{y}{r}\]

\[cos(\theta)=\dfrac{x}{r}\]

\[tan(\theta)=\dfrac{y}{x}\]

と定義します。

たとえば, \theta =\dfrac{\pi}{2} のときはTの座標は(0, r) と書けます。
よって,

\[sin(\dfrac{\pi}{2})=1\]

\[cos(\dfrac{\pi}{2})=0\]

となります。
ただし, tanについては分母が0となるため定義ができないことに注意しましょう。
同様にしてθ=πのときはTの座標は(-r, 0) と書けるので,

\[sin(\pi)=0\]

\[cos(\pi)=-1\]

\[tan(\pi)=0\]

となります。

参考

「数学Ⅰ 大島 利雄著 数研出版」

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