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2次の対数方程式(log)の解き方のポイント
が含まれる、2次の対数方程式を解く問題です。 
として、
の2次方程式に置き換えて解きます。
2次の対数方程式の問題
方程式
を解け。
2次の対数方程式の解法の手順
- 最初に、真数条件から解の値の範囲を求めます。
 - 方程式中の対数をすべて
を用いて表します。  
として、
の2次方程式に置き換えます。 - 2次方程式を解いて
の値を求めます。  - 求められた
の値について、対数方程式
を満たす
を求めます。  
2次の対数方程式の問題の解説
まずは真数条件を用いて解の値の範囲を求めます。
より
がこの方程式の解の値の範囲となります。
次に、対数の2乗を含む項
があるので、他の項を
で表される形に変形します。
      ![]()
      ![]()
 と変形できます。 ここで、
とおくと、
対数方程式が
の2次方程式
      ![]()
に置き換えられます。 この2次方程式を解くと、
      ![]()
 より
よって、
を元に戻すと
      ![]()
より
      ![]()
      ![]()
となります。
この2つの解は解の値の範囲である
に含まれるので、解は
      ![]()
となります。
参考
チャート式 数研出版