- 一般項がで表される、等差数列と等比数列の積の数列の和を求める問題です。
- 数列の和に、等比の部分の公比をかけた数列の和を求めます。
- を、項を1つずつずらした形で求めます。
- は等比数列になるので、等比数列の和の公式を用いて和が求められます。
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等差数列と等比数列の積の和の問題
の一般項を求めなさい。
Snと置き一般項を導く解法の手順
- 与えられた和をSと置きます。
- を求めます。
- を、項を1つずつずらして求めます。
- 等比数列の和の公式から、を求めます。
- の値から、を求めます。
等差数列と等比数列の積の和の問題の解説
と置きます。
この式は、等差数列と等比数列の積で表される数列の
第項までの和であると考えられます。
等比数列の和の公式と同様に、等比の部分の公比であるをかけたを求めると、
となります。
この式をSから項を1つずつずらして引くことで、等差の部分が消去できます。
和の様子
得られた
について、
の部分は初項、公比3、
より項数の等比数列の和となるので、
となります。
よって、
となります。よって、
の両辺をで割ることで、
が得られます。
参考
チャート式 数研出版