x軸との交点から二次関数を決定する問題のポイント

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x軸との交点から二次関数を決定する問題のポイント

  • 与えられたx軸との交点を利用して二次関数を求める問題です。
  • 因数分解された形であるy=a(x-\alpha )(x-\beta )を利用することで簡単に求められます。
  • x軸と2点x=\alpha,x=\betaで交わるときy=a(x-\alpha)(x-\beta)
  • x軸と1点x=\alphaで交わるときy=a(x-\alpha)^2

x軸との交点から二次関数を決定する問題

グラフが(2,0),(-4,0),(3,7)の3点を通る二次関数を求めよ。

x軸との交点から二次関数を決定する解法の手順

  1. x軸との交点である2点の座標から、y=a(x-\alpha )(x-\beta )の形で二次関数の式を表します。
  2. 残る1点の座標を代入してaの値を求めます。
  3. 求められた二次関数は展開した形で表します。

x軸との交点から二次関数を決定する問題の解説

与えられた3点のうち、(2,0),(-4,0)はy座標が0なので
x軸との交点であることがわかります。
この2点でy座標が0となることから、求める2次関数の式は

\[y=a(x-2)\Bigl(x-(-4)\Bigl)\]

\[y=a(x-2)(x+4)\]

と表せます。この二次関数のグラフが点(3,7)を通るので、座標を代入すると

\[7=a(3-2)(3+4)\]

\[7=7a\]

\[a=1\]

となるので、求める二次関数はy=1∙(x-2)(x+4)となります。よって、これを展開して

\[y=x^2+2x-8\]

となります。
y=(x-2)(x+4)としても間違いではありませんが、展開を済ませた形で答えるのが一般的です。

参考

数研出版 チャート式

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