徳川将軍の解説

  • 徳川将軍は15代まで。
  • 覚え方はゴロで覚えましょう。
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徳川将軍は15代まで

江戸幕府は1603年に徳川家康によって開かれ、その後1867年に徳川慶喜が政権を朝廷に返上する「大政奉還」まで約260年、15代にわたって続きました。室町幕府の将軍と江戸幕府の将軍はどちらも15代までですので覚えやすいですね。

将軍家の名前の特徴 

徳川将軍家の歴代の将軍の多くは「家」の字がついています。これは初代将軍である家康から一字を継いでおり、自らが家康公の子孫であり正当な後継者であるということを周りに示す効果があります。このように跡継ぎの子が父から一字引き継ぐことを「通字」といいます。2代目秀忠は父家康が天下を治める前からの名なので例外として、その他の将軍で家の字がついていないのは全て「将軍になる予定じゃなかった人」なんです。綱吉、吉宗、慶喜は将軍家に跡継ぎがおらず、親戚から将軍として迎えられた人達です。(同じ境遇でも家宣のように将軍家に養子に迎えられてから家の字をつけて改名した人もいます。)。

将軍の順番の覚え方

ゴロで覚える時はイメージを絵でつかもう。

将軍の名前を順番に覚えるのは大変ですよね。そういう時はゴロ合わせにて覚えてしまいましょう。イメージは「格安の家をタダで3軒もらったから嬉しくて家でお酒を飲んだりついだりしてもらう」という絵と、その家の庭で「生い茂った花がさも美しくて良いなぁ」という絵を頭に描いて下さい。

覚え方と将軍名

「家安い。タダで三つ」→家康→秀忠→家光
「ツナツナ(あれば)家飲む」→家綱→綱吉→家宣(いえのぶ)
「つぐが良し」→家継→吉宗
「繁る花よ、さも良し」→家重→家治→家斉→家慶、家定→家茂(いえもち)→慶喜

どうですか?光景をイメージしながらゴロを覚えると覚えやすいと思います。頑張って暗記しましょう!

参考

浜島書店『新詳日本史』

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